nude 髪と健康を育むNEWS Vol.157 2021 7月号


ある水曜のラズの日記

天気の良い水曜日

 

ママさんとばぁば(松村の母さん)が公園に連れて行ってくれた

 

芝生が気持ち良くて転がってスリスリした

 

近くに池があって魚がたくさんいた

 

コイっていうらしい

 

ちょっとビビった


コロナウイルスは空気感染だと知れ

国立病院機構仙台センターウイルスセンター長、西村秀一「もうだまされない、新型コロナの大誤解」

 

この方は、物の表面に人間に病気を起こすほどの生きたウイルスはほとんど居ないと言います。

 

なので、テーブルやドアノブの消毒、物を触った手で目や鼻を触る事で起こる接触感染は、ゼロではないがあまり神経質に考えなくて良いと言います。(そう言われてもお店の消毒などは結局今まで通り続けますし鼻も触りませんが)

 

最も気をつけるべきは「ウイルスの吸い込み」だそうです。

 

口や鼻から出た飛沫は、すぐ落ちる物と、空中を漂う物に分かれ、すぐ落ちる大きな飛沫は出した人の2m以内に落下するとされ、2mのソーシャルディスタンスやパーテーションやビニールカーテンなどが設置されるようになりましたが、これらはあまり意味がないと言います。

 

放物線起動で落ちる大きな飛沫は、もしこれを吸い込もうとすると、真空掃除機並みの吸引力が必要で、実は大きな飛沫による感染リスクは極めて低いんだそうです。

 

感染リスクが最も大きいのは、空中を浮遊するエアロゾル。

 

この著者は、2020年2月のダイヤモンドプリンセス号の臨時検疫官として船に乗ったそうですが、この船は完全換気ではなく、複数の部屋の空気を一ヵ所に集め、3割ほどの新鮮な空気を加えただけで温度調節をし、再び各部屋へ循環されていたそうです。

 

新型コロナの報道では「空気感染」という表現は殆んど使われず、「マイクロ飛沫感染」など定義の曖昧な造語でごまかしていますが、「空気感染」と認識すると対処は明快になって来ると言います。

 

対処の基本は「長時間の3密回避」と「ユニバーサルマスキング」(お互いにマスクをする)。

 

「3密回避」はやはり換気が大事で、パーテーションやビニールカーテンは、大きな飛沫を防ぐ効果はあるのですが、空中を漂うエアロゾルは、一度入り込んでしまうとなかなか抜けて行かず長時間さらされるので、あまり意味がないどころか、かえって危険だと言います。

 

「マスク」は素材も大事で、一般的な不織布は医療用サージカル、N95とほぼ同じ効果がある一方、ポリエステルやポリウレタンは、自分をウイルスから守るという意味ではほぼ効果がなく、マウスシールドなどは何も防げないよう。


ワクチン接種後の解熱鎮痛剤

ワクチン接種後、熱や頭痛などの副反応がある方もいるようですが、ワクチン接種後の解熱鎮痛薬として向いているもの、向いていないものがあるようです。

 

ワクチン後に向いている解熱鎮痛薬=アセトアミノフェン(カロナール、タイレノール)

〇解熱、〇鎮痛、×抗炎症

ワクチンでしっかり炎症を起こし、免疫細胞がスパイクタンパクを記憶する事で免疫が作られるので、炎症を抑えないアセトアミノフェンが良いらしい。

 

そういう意味では一応向いていない方=非ステロイド性の抗炎症薬、NSAIDs(ロキソニン、イブ)

〇解熱、〇鎮痛、〇抗炎症

こちらは解熱、鎮痛以外に、炎症を抑える効果もあります。

 

アセトアミノフェンも飲む量が大切みたいですし、副作用などで人によってはアセトアミノフェンが飲めない方もいると思いますし、イブやロキソニンでも問題ないと考える医師もいますので、問診時、医師に確認するのが良いと思います。(緩和ケアチャンネル・かんわいんちょー)